舩木倭帆の氷コップ/アイスクリームカップ

今年の長い梅雨もようやく開けそうな雰囲気ですね。
天気予報を見てみると、東京は明日あたりから夏の天気になりそうです。まさか8月までずれ込むとは・・今年は色々と本当にイレギュラーな年というか。

これからの季節にピッタリなガラスの器を紹介します。
以前紹介した事もある吹きガラス作家、舩木倭帆(ふなきしずほ)の氷コップが5客入荷しました。

父は布志名焼の窯元、舩木道忠。兄は陶芸家の舩木研兒という作家一族の生まれ。実家には柳宗悦や濱田庄司、河合寛次郎、棟方志功といった民藝運動のそうそうたるメンバーがよく訪れていたとか。

縁取りは青と緑の中間のような色。無色透明の部分にもその色が僅かに写り込み、宙吹きガラスの質感とともに、しばらく見入ってしまう美しさがあります。

底部には氏のサインが入ります。極小さな擦れがある物もありますが目立つキズ無く、状態は良好。
大きさ、ガラスの厚み、手の収まりの良さなど、全てが絶妙で、使うことを熟考された確かな手仕事を感じます。

デザートだけでなく、冷製のお料理などをのせても。

高さ85mm 直径100mm　soldout ありがとうございました

タグ：民藝 ガラス