珍品!ミニサイズ 日本の名作椅子 [イス]
とても珍しいアイテムが入りました。
日本のメーカーの椅子なのですが、写真を見て何の椅子か判った方はかなりの椅子通かと。
日本のメーカーの椅子なのですが、写真を見て何の椅子か判った方はかなりの椅子通かと。
この椅子、キツツキマークで知られる老舗家具メーカー、飛騨産業が1966年から販売したNo.725 食堂椅子。のミニサイズ版なのです。
通常、椅子を製作する際にはまず五分の一サイズでミニチュア版を造り、全体のバランス等を確認した後に本作に入りますが、当店の物はおよそ二分の一サイズ。
通常、椅子を製作する際にはまず五分の一サイズでミニチュア版を造り、全体のバランス等を確認した後に本作に入りますが、当店の物はおよそ二分の一サイズ。
詳細は不明ですがおそらく取引先の家具屋向けの見本か、ディスプレイ用として造られた物と思います。
この食堂椅子は1966年から2001年までの長きにわたって生産されたロングセラー品。68年にはグッドデザイン賞、84年にはライフデザイン賞を受賞しています。
デザイナーは葭原 基(よしはらもとえ)氏。飛騨産業において、高度経済成長期から近年まで多くのベストセラー椅子をデザインした知る人ぞ知る方。
デザイナーは葭原 基(よしはらもとえ)氏。飛騨産業において、高度経済成長期から近年まで多くのベストセラー椅子をデザインした知る人ぞ知る方。
ミニサイズのこの椅子も実際の椅子と同じ材と造りで感心します。
オリジナルの座面には少し染みが見られますが、フレームには目立つダメージ無く良い状態です。
オリジナルの座面には少し染みが見られますが、フレームには目立つダメージ無く良い状態です。
高さ410mm 幅235mm 奥260mm soldout ありがとうございました
フレームにはブナ材が使われ、背もたれのスポークも実物と同じ13本です。
キレイなラインの笠木も実物と同じ。
両先端に向けて緩やかに細くなる脚の造形も美しいと思います。
小さく、部材も細い分、加工には実物よりも手間がかかりそう。
小さく、部材も細い分、加工には実物よりも手間がかかりそう。
実物は今でもお客様のお宅でたまに見かける事があります。高度経済成長期から現在まで、本当に多くの家庭で愛用されてきた椅子。二分の一サイズですが、名作のオーラは十分にありますよ。
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