舩木研兒(研児) 梟の陶板額 大盤サイズ 民藝 [小物]
陶芸家 舩木研兒(1927-2015)の陶板額です。
父は布志名(ふじな)焼舩木窯四代目、舩木道忠。弟は当店でも何度か紹介しているガラス作家の舩木倭帆です。
父である道忠の窯には、柳宗悦や濱田庄司、河合寛次郎、棟方志功といった民藝運動のそうそうたるメンバーが訪れ、その交流を通じて濱田庄司に師事し、力強い造形の器やスリップウェアの技法を駆使した陶板や絵皿など、多彩な作品を生み出しました。
額縁は欅の無垢材を丁寧に接いだもの。
モチーフは縁起物としても人気の梟です。
1967年に渡英し、バーナード・リーチやデビット・リーチの窯にて学んだ英国スリップウェアの技法を取り入れて製作された作品。
1967年に渡英し、バーナード・リーチやデビット・リーチの窯にて学んだ英国スリップウェアの技法を取り入れて製作された作品。
全体に貫入は見られますが、カケやヒビなく状態は良好です。
背面には落款、陶歴のしおりが付属します。
生命感に満ち、とてもチャーミングな梟。画家も志していた氏の感性と技術がみてとれる魅力的な作品です。加えて本作は通常の氏の陶板よりかなり大きいサイズで、堂々とした存在感は他では得難いものです。
海外でも広く紹介され、世界的にも高い人気を誇る陶芸家舩木研兒の秀作です。
額各辺325mm 陶板各辺220mm soldout ありがとうございました
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